酪農家で育った子供が感じたメリット・デメリット

生き方

私の実家は酪農をしており、物心ついた時には牛が隣にいる生活でした。

そんな生活は今となってはメリットしかないと感じていますが、小学校・中学校の時には嫌なところもありました。

本記事では、実際に私が感じた酪農家で育ったメリットとデメリットを紹介します。

これから酪農を始めたい方や酪農関係の方に、子供が実際にどういう風に感じていたのかを参考にしていいただけると嬉しいです。

酪農家で育って感じたメリット

私が酪農家で育って感じたメリットは以下の3つです。

・想像力・感受性が豊かになる

・食のありがたみが分かる

・周りに人がいないので何をやってもいい

想像力・感受性が豊かになる

酪農家に生まれて一番良かったと感じたことは動物が近くにいたことです。

牧場には、牛をはじめとして、猫、犬がいました。

猫は野良猫で触ることができるのは少なかったですが、追いかけっこをしてたのを覚えています。

動物が近くにいることで想像力・感受性が豊かになると思います。

例えば、「牛は何を考えているんだろ」とか「ここを触ったら気持ちいいのか」など相手に立場になって考えるという想像力がつきます。

また、牛が喜んでる、嫌がってるなどを感じることができるようになり感受性が豊かになると思います。

想像力・感受性が豊かになると、相手の立場になって考えることができる優しい人に育つのではないでしょうか。

食のありがたみが分かる

牛が近くにいて育つと、食育が自然と行われます。

私の家では、自分の家で取れた牛乳を飲むことがありました。

その時は、「うちで取れた牛乳だよ」と言われて飲んだことを覚えています。

その時に、「あの牛たちから出た牛乳なんだ」となんとも表現できない気持ちになりました。

この気持ちが食のありがたみを知ることではないでしょうか?

日本には、お肉や牛乳がどうやってできるかを知らずに育つ子供がいるそうです。

私はそのような子が少しでも食に感謝を持てるように食育を行なっていきたいです。

周りに人がいないので何をやってもいい

酪農家の牧場は基本的に周りに住宅街があることは少ないです。

私の牧場も近くには畑しかなく、隣の牧場に行くのに自転車で10分ほどかかりました。

そのため、近所迷惑というものは存在しません。

私はバスケットボールをしていましたが、夜の7時くらいまでは平気でしてました。

しかし、街でやるとなると騒音迷惑にもなるので、夜遅くにはできないと聞きます。

また、夏の花火もし放題、バーベキューやサッカー、野球もし放題、北海道なので雪でかまくらも好きなだけ作れました。

これは街でやるとなると公園に行ったりしなきゃいけないので酪農家や農家などの土地を持っている人の特権ですね。

また、子育てもしやすいのではないでしょうか?

よく、映画やドラマで、泣きじゃくる赤ちゃんがうるさいとクレームが来ているのを見ますが酪農家ならそんなクレームは一切来ません。

酪農家で育って感じたデメリット

・友達の家に簡単にいけない

・学校まではバス通学

・酪農家・農家という謎の偏見

友達の家に簡単にいけない

酪農家は周りに家がありません。

そうなると友達の家も近くにないわけです。

学校でできた友達と遊ぶには、親が送迎できるのかを前提に相談しなければいけません。

私は幼馴染が自転車で20分くらいの牧場にいたので、よく遊びにいけてましたが、

街の子と遊ぶとなると日程を決めるのに一苦労したのを覚えています。

学校まではバス通学

家から学校までは遠いので、スクールバスが来てくれました。

バスで学校に行くにも時間がかかるため、街の子より早く起きて準備しなければなりませんでした。

それに加え、バス通学だと友達と家で待ち合わせして一緒に登下校もできないため、登下校にはかなり憧れがありました。

学校終わりに友達の家に行くとなった時は、自分が登下校できてると感動したのを覚えています。

しかし、バス通学にもいいところがあります。

それは宿題をバスの中でできることです。

学校帰りのバスで宿題を終わらせたり、朝にやり忘れていた宿題を教えてもらってバスでやったりもしました。

その反面、バスで忘れ物に気づいた時は取りに戻れないのでバスに乗ってる最中は絶望でした。笑

酪農家・農家という謎の偏見

小・中学生の時は自分の家庭が酪農家・農家ということは誇れませんでした。

別に酪農家・農家ということを馬鹿にされていたわけではないです。

特にこれといった理由は分からないのですが、酪農家・農家ということが少し恥ずかしかったのを覚えています。

高校生になり、酪農や農業という産業を知って、今では酪農家の息子であることに誇りを持っています。

さいごに

私は酪農家の子供として生まれてきました。

今、思い返せば酪農家に生まれて良かったなと思います。

休みがないという話が酪農ではよく出ますが、

私は小さい頃から旅行に連れて行ってもらってましたし、周りの酪農家でも家族旅行に行っている人は多くいます。

酪農に対する偏見や嫌なところは多く見ると思いますが、実際に酪農家の方や周りの方と話をして現実を知ってほしいなと思います。

現に私も酪農の魅力に取り憑かれていますので。

気になった方は酪農体験や酪農教育ファームを通して、酪農に触れていただければなと思います。

こちらの記事で酪農体験や教育ファームについて書いてあります。

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