本記事の内容
- 搾った牛乳は工場へ
- タンクローリーって何?
- 牛乳ってちゃんと検査してるの?
1. 搾った牛乳は工場へ
あなたが飲んでいる牛乳やチーズ、ヨーグルトは牧場で搾られた牛乳を加工して販売しています。
工場には各地域の酪農家から牛乳が集められます。
牛乳は衛生面をかなり厳しくしないと販売できません。
そのため、常に冷却を行い菌が繁殖しないようにしなくてはなりません。
では、どうやって菌を繁殖させずに牧場から工場に運ぶのでしょうか。
2. タンクローリーって何?

搾られた牛乳は牧場にあるバルククーラーという機械で冷やされながら保存されています。
そして毎日、タンクローリーという車が牛乳を集めてくれます。
タンクローリーとは牛乳を運ぶ際に使うトラックです。
タンクローリーは担当の酪農家を周り、牛乳を集めて農協などに収集します。
牛乳を集める際に牛乳の検査をして、ちゃんと牛乳であるかをチェックします。
タンクローリーが来てくれないと牛乳がいっぱいになってしまい、
捨てないといけなくなってしまうため、タンクローリーは酪農家にとってはなくてはならない存在です。
3. 牛乳ってちゃんと検査してるの?

牛乳を一緒にしたら汚れていてもわからないんじゃない?と思うかもいると思います。
安心してください。
タンクローリーでは毎回牛乳を集める際に検査をしています。
なぜ、タンクローリーで検査をしなくてはいけないのか。
それは牛乳であるということを確認するためです。
牛乳は出荷した分だけお金がもらえるため、水を混ぜて出荷してお金を多くもらう人が過去にはいました。
それを防ぐために牛乳を検査して、牛乳であることを確認しなくてはいけないのです。
また、一つのタンクローリーで何件もの酪農家を回るため、一件でも不正をしたり薬が入ってしまうと
全て捨てなくてはいけないので、とてももったいないです。
牛乳が工場に運ばれるまでにも多くの工夫があります。
多くの人が苦労してやっと飲めるようになる牛乳や乳製品に感謝し、美味しくたくさん食べましょう。
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