こんな人におすすめ
- 酪農について知りたい
- 自分が食べているものの元を知りたい
- 牛が好き
本記事の内容
- 牛が普段食べるもの
- 牛が1日に食べる量
- 牛に感謝しよう
1.牛が普段食べるもの
牛が食べるものは粗飼料と濃厚飼料に分けられます。
粗飼料とは生草や乾草、サイレージのことをいいます。
濃厚飼料とはトウモロコシや大豆、油粕、ビートなどのタンパク質が多く含まれるもののことを言います。

牛は普段、草を食べます。
牛には4つの胃があり、人間には消化できない草も消化することができます。
そのため、草を食べることで自分のエネルギーにすることができます。
皆さんの牛のイメージは草の上にいるイメージではないでしょうか。
しかし、雪が降る北海道などでは冬は草が生えないため、食べ物がなくなってしまいます。
では、どうやって牛を育てるのか。
それはサイレージや濃厚飼料などの保存ができるものを作り、与えています。
サイレージは簡単にいうと牧草の漬物です。
サイレージにすることで冬の期間も保存ができ、栄養を保ったまま牛に与えることができます。
詳しくはこちらの記事で紹介してます。
濃厚飼料は保存が効き、少ない量で多くのエネルギーを与えることができます。
2.牛が1日に食べる量
乳牛は一頭で700kgもします。
では、その体の大きさで1日にどのくらい餌を食べるのでしょうか。
それは草を約10kg、サイレージを約10kg、濃厚飼料を10〜12kg、計約30kg食べます。
30kgですから人間の体重の約半分を1日に食べていることになりますね。
3.人が食べられないものを食べれるものにしてくれている
牛は人間が消化できない草を食べて、人間の食べ物を作ってくれます。
皆さんがおいしいお肉を食べたり、牛乳を飲んだり、チーズを食べたりできるのは牛のおかげです。
牛に感謝をし、お肉や牛乳をいただきましょう。
そして、感謝するだけでなく、行動に移してみましょう。
牧場に見学に行って牛と触れ合ってみたり、酪農について調べてみる。
そうすることで関心が深まり、さらに美味しく感じることができます。
行動して、感謝を伝えましょう。
コメント