サイレージとは?作り方とメリットデメリットを紹介|酪農の基本

酪農・農業

こんな人におすすめ

  • 酪農に興味がある
  • 牛の食べているものが知りたい
  • 酪農について学びたい

1.サイレージとは

あなたは牛が普段食べているものを知っていますか。

牛は普段、粗飼料と濃厚飼料を食べています。

詳しくはこちらの記事で紹介しているのでこちらをご覧ください。

サイレージは粗飼料に含まれます。

サイレージとは人間でいう、漬物と同じで牧草やとうもろこしを発酵させて長期保存を可能にするものです。

牧草やとうもろこしは牛にとって欠かせない作物です。

冬に雪が降る北海道では一年中栽培することは難しく、長期保存が必要でした。

しかし、牧草やとうもろこしは水分量が非常に多く、腐りやすいです。

そのため、長期保存をさせる方法が必要とされました。

そんな中で生み出されたのはサイレージです。

2.サイレージの作り方

サイレージは基本的に牧草サイレージとコーンサイレージがあります。

牧草サイレージは青刈りした牧草を発酵させるために、サイロに移す方法とラップで包みサイレージにする方法があります。

サイロとは牧草などを保存するための倉庫です。

サイロには3種類あり、塔型サイロとバンカーサイロとスタックサイロがあります。

牧草をサイロに入れ、発酵させることでサイレージを作ることができます

ラップサイレージは青刈りした牧草をロールベーラという機械で円筒状に固め、ラップマシーンで牧草の周りをラッピングしてロールベールを作ります。

約1ヶ月乳酸発酵させ、牛に給与します。

コーンサイレージは栄養価がとても高く、乳量を増やすために必要です。

コーンサイレージはハーベスターでとうもろこしの実と茎葉を細かく刻みながら刈り取ります。

細かく刻まれたとうもろこしはサイロに運ばれ、フロントローダーなどの機械を用いて空気を抜きます。

この際に空気をできるだけ抜くことで良質なサイレージを作ることができます。

空気を抜いた後はビニールで密封し、約1ヶ月乳酸発酵させます。

以上がサイレージの作り方です。

サイレージは発酵がうまくいくと良質なものになるため、いかにうまく発酵させるかが経営に大きく影響を及ぼします。

3.サイレージのメリットとデメリット

サイレージのメリットは長期保存ができるということです。

人間でいう漬物と一緒なので、長期保存が難しいとされた牧草などを長期保存できるのはとても大きなメリットです。

サイレージのデメリットはサイレージを作る際に必要な設備と労力が必要なことと、失敗すると経営に大きな影響を与えることです。

サイレージを作る際には、牧草の刈り取りをするための機械や労働力、貯蔵するためのサイロが必要なため、設備に多額の投資をする必要があります。

また、サイレージはラップサイレージにする以外はまとめて作るため、一度で使い切ることはありません。

一つのサイロで失敗すると与える餌がなくなる他、牛の健康に影響を与えたりするなど多くの損があります。

そのため、サイレージ作りは酪農家にとってはとても大切な作業なのです。

今日では、酪農家の負担を減らすためにサイレージ作りなどを代わりにやってくれるコントラクターというものもあります。

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